飯田先生(中学の担任)


時間のある人はお読みください
飯田先生は私が中学で2年間お世話になった先生で、図画の担当でした。卒業して何回かのクラス会の時、「わしの絵は号ン10万円売れるんじゃ。」と自慢しておられましたがなにしろ昆虫の抽象画が専門で理解しがたいものでした。あるときクラス会で先生の絵を抽選で2名ほどゆずるということで、私も当たってしまいましたが、関東からわざわざ出席したN君にこれ幸いとゆずりました。
 先生は二科会の会友で「二科展」にはいつも出品されていましたが、やはり理解しがたい絵でした。昭和31年4月から33年3月の2年間でしたが、当時、幟町中学では3年生は12クラスあり、我々のクラスはなんと69名で、先生も「わしもよう頑張ったもんよ。」と言っておられました。私が卒業して、数年しないうちに二葉中学校が出来たのは当然でしょう。
 なので、先日、中国新聞に「今後、10年間で教職員を3万人増やす。」と言うのを読んで、何かおかしいのではと思いました。今の1クラスの人数はよく知らないが40人そこそこではないかと思う。更に今後、生徒数はどんどん減少することがわかっているのに、教職員を増やすというのは民間では考えられないことでしょう。
 税金で飯を食う人、つまりあらゆる公務員はできるだけ減らすというのを国の根本方針にしないと、公務員栄えて国滅ぶということになりかねないのでは
 いじめ問題やその他いろいろな問題が教育界にはあるかもしれないが、先生の手に余る問題はそのつど専門家や警察を導入するとか、いろいろ手段はあるはずだ。みなさんはどう思われますか。