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撮影日:1978/12/3
場所・コメント:順正寺付近・( こういう場面を見ると、次のような小学唱歌を思い出します。

        私のうち

                  尋常小学唱歌(昭和7年)

一、もえるこのめに、春風吹けば、
  うちのまわりの梅・桃・桜、
   かはるがはるに、花咲みだれ、
   人も来て見る、小鳥もうたふ。

二、うちの前には、小川が流れ、
  舟もうかべば、あひるもうかぶ。
   つりも出来るし、およぎも出来て、
   あつい夏でも、すずしくくらす。

三、つゆや時雨が、色よくそめた、
  うらの小山に、秋風吹けば、
   木々の雫も、きのことなって、
   ばんの御飯の、おかずにまじる。

四、松をのこして、木の葉がちれば、
  庭は一日、日がよくあたる。
   本のおさらひ、すました後は、
   枝につるした、ぶらんこ遊び。

という唱歌です。曲はとんでもない駄作ですが、歌詞はすばらしいと思う。
私が歌っていたわけではなく、古い唱歌集から転載しました。)